7「ダイヤモンドフェリー(現フェリーさんふらわ)」
公式サイト:http://www.ferry-sunflower.co.jp/
出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/time/img/map_jp.jpg
インフォメーション:「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」は「さんふらわあ おおさか」「さんふらわあ さつま(旧)」の代替船として1993年に就航しました。当時の運航会社はブルーハイウェイラインでした。本航路の運航会社は合併などにより何度も変わっています。ブルーハイウェイライン→ブルーハイウェイライン西日本(本航路のみ運航する子会社)→ダイヤモンドフェリー(吸収合併)→フェリーさんふらわあ(ダイヤモンドフェリーと関西汽船の合併)となり、現在は瀬戸内海のさんふらわあと同じフェリーさんふらわあでの運航です。大阪〜志布志航路は、大阪を出港後紀伊水道を南下して高知県沖の太平洋を航行する外洋航路ですが、南海上に台風があるときなど荒天が予想される場合は、瀬戸内海を航行して豊後水道から太平洋に出る航路を航行します。瀬戸内海経由の場合は、通常よりも遅れての到着となります。客室は、デラックス(バス・トイレ付き)からツーリストまで一通り揃っています。デラックスBは旧1等A客室で1等でありながら客室内にシャワーとトイレがありました。現在はデラックスBという旧名称から見ると準特等のような分類に扱われています。ベットルームの相部屋になるツーリストベットは2段ベット方式ですが、4〜6名の小部屋で構成されるのが特徴で、部屋の中の通路を挟んで反対側にベットがなく、よりプライバシーを確保できる作りになっています。ベットには読書灯とコンセントがあります。
代表航路:大阪~志布志
代表的船舶:「さんふらわあさつま」「さんふらわあきりしま」
総トン数:「さんふらわあさつま」12415トン・「さんふらわあきりしま」12418トン
全長・航海速力:186m/22.85ノット~23.5ノット
積載能力:トラック140台/乗用車175台
旅客定員:921名
出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/time/img/img-ship.jpg
「デラックス」出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/cabin/img/img-delux01-m.jpg
「ファースト」出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/cabin/img/img-first01-m.jpg
「ファーストシングル」出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/cabin/img/img-first05-m.jpg
「ツーリストベッド」出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/cabin/img/img-touristbed01-m.jpg
「ツーリスト」出典元:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/cabin/img/img-tourist01-m.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/time/index.html
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。
価格確認:http://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-shibushi/fee/index.html
8「ジャンボフェリー」
公式サイト:http://www.ferry.co.jp/
参考サイト:http://advectionfog.net/voyage/jumbo1.html
インフォメーション:ジャンボフェリー「りつりん2」「こんぴら2」は、神戸と四国の高松を結ぶ中距離航路を運航しているフェリーです。この航路は約4時間の航海とさほど長くなく、2隻体制で1日4便も運航されています。そのため、本サイトでメインで紹介している他の航路と違い、昼間便がメインとなり船内設備にベットタイプの寝台設備や個室はほとんどなく2等と椅子席で、夜行フェリーというより、短距離航路のフェリーの延長のような作りになっています。以前、フェリーさんふらわあ(前身の関西汽船)で運航されていた大阪・神戸〜小豆島の季節便がなくなったことや、直島をメインに開催されている瀬戸内芸術祭へなど、関西〜小豆島の需要に対応して、小豆島寄港を始めました。小豆島で直島行きの高速船に同じチケットで乗り継げるなど、様々なサービス向上に取り組んでいます。レストランはありませんが、うどんコーナーがあります。また、男性のみですがサウナもある大浴場があります(シャンプー等はありません。鍵のかかるロッカーはあります)。女性向けにはシャワールームがあるようです。目立たない場所にあるので、分からなければ売店で聞くといいと思います。
代表航路:神戸~高松
代表的船舶:「りつりんⅡ」「こんぴらⅡ」
総トン数:「りつりんⅡ」3638トン/「こんぴらⅡ」3639トン
全長・航海速力:115.9m/18.5ノット
積載能力:「りつりんⅡ」トラック56台/乗用車36台・ 「こんぴらⅡ」トラック61台/乗用車38台
旅客定員:475名
「りつりんⅡ」出典元:http://advectionfog.net/voyage/image/jumbo_00.jpg
「こんぴらⅡ」出典元:http://advectionfog.net/voyage/image/jumbo_01_700.jpg
出典元:http://www.ferry.co.jp/image/streetview/12m.jpg
出典元:http://www.ferry.co.jp/image/streetview/16m.jpg
「女性専用カーペットルーム」出典元:http://www.ferry.co.jp/image/streetview/17m-3.jpg
「女性専用ルーム」出典元:http://www.ferry.co.jp/image/streetview/17m-4.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:http://www.ferry.co.jp/jikoku.htm
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。
価格確認:http://www.ferry.co.jp/unchin.htm
9「四国開発フェリー(オレンジフェリー)」
公式サイト:http://www.orange-ferry.co.jp/
出典元:http://www.orange-ferry.co.jp/img/top/flash.jpg
インフォメーション:九四オレンジフェリー株式会社は豊後水道にフェリー航路を持つ海運会社で四国開発フェリーとオレンジフェリーグループを形成しています。内航貨物船・近海船のオーナー・オペレータである瀬野汽船傘下のグループ企業です。仕様がほぼ同じ「おれんじ九州」「おれんじ四国」の2隻が就航しており両船ともフィンスタビライザーを装備。船内はバリアフリー対応となっており、車椅子にも対応できるエスカレーターを設置しています。また、全便でうどん等の軽食を提供しています。
代表航路:東予~新居浜~詫間~神戸~大阪
代表的船舶:「オレンジ四国」
総トン数:2918トン
全長・航海速力:119.9m/19.85ノット
積載能力:トラック37台/乗用車37台
旅客定員:485名
出典元:http://www.94ferry.co.jp/ship/o-shikoku/img/img.jpg
「特等室」出典元:http://www.94ferry.co.jp/ship/o-shikoku/img/01.jpg
「一等和室」出典元:http://www.94ferry.co.jp/ship/o-shikoku/img/03.jpg
「二等椅子席」出典元:http://www.94ferry.co.jp/ship/o-shikoku/img/06.jpg
「スカイラウンジ」出典元:http://www.94ferry.co.jp/ship/o-shikoku/img/05-1.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:http://www.94ferry.co.jp/time/
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。
価格確認:http://www.94ferry.co.jp/money/
10「阪九フェリー」
参考サイト:http://travel.willer.co.jp/dyf/pc/3/ship/ssenpakuShosai/
インフォメーション:「やまと」「つくし」の2隻は1988年に就航した「ニューはりま」「ニューせと」(12,589総トン)の代替船として2003年に就航しました。それまでの阪九フェリーの新造船は少しずつ大きくなり、新造船は旅客が多い便に就航してきましたが、この「やまと」は「ニューはりま」の代替という位置づけになり、旅客よりもトラック輸送重視の泉大津第1便(早朝到着便)に就航しました。2015年3月より新造船「いずみ」の就航に伴い神戸航路に就航しています。総トン数では「フェリーせっつ」より小さくなったものの、就航当時、全長では瀬戸内海のフェリーで最長の195mを誇っています。阪九フェリーの最近の船は神田造船川尻工場で建造されてきましたが、本船からは三菱重工業下関造船所となりました。外見上の特徴としては、それまで瀬戸内海航路の大型フェリーの特徴だった車両甲板の換気口がなくなり、外洋のフェリーのようなスタイルになっています。その後の他社の大型フェリーでも換気口が無くなるか少なくなる傾向にあります。港で上下2つの車両甲板から車が出入りしている阪九フェリーでは、前後のランプウェイの他に、横に大きな上部車両甲板用の扉があります。
代表航路:新門司~神戸
代表的船舶:「やまと/つくし」
総トン数:13353トン
全長・航海速力:195m/23.5ノット
積載能力:トラック229台/乗用車138台
旅客定員:667名
出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000000576_pc.jpg
「ロビー」出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000000580_pc.jpg
「レストラン」出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000000577_pc.jpg
「大浴場」出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000000588_pc.jpg
「二等指定B」出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000001856_pc.jpg
「二等自由席」出典元:http://travel.willer.co.jp/x/common/share/img/000001913_pc.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:都合により表示できません
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。
価格確認:都合により表示できません
11「オーシャントランス」
公式サイト:http://www.otf.jp/
出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/bizan_img01.png
インフォメーション:「フェリーびざん」「フェリーしまんと」「フェリーどうご」「フェリーりつりん」は「おーしゃんいーすと」姉妹、「おーしゃんさうす」姉妹の4隻の代替船として、2016年1月〜9月に就航しました。4隻で東京〜徳島〜北九州を1日1便運航しています。2016年は交代でメンテのドックに入っているため一部既存船が就航している便があります。この航路は長いため東京〜徳島で1晩、徳島〜北九州で1晩かかり東京から北九州までは2泊3日(1日目の夜出港し、3日目の早朝入港)かかります。船体は旧就航船と比較して全長が25m、幅も2m大きくなりました。それに伴って徳島港のターミナルは新ターミナルに移転、東京港もターミナルは同じですが改修工事を行った隣のバースに移転、新門司港もバースを改造し船首付けから船尾付けに変えています。本船は船首にランプウェイがなく、すべて船尾と右舷側から車両の上下船をやっています。建造した造船所が、近年の大型フェリー建造では珍しい佐伯重工業(大分県)とあってか、外見上も前面や船尾のデッキなど斜めになっている部分が多く、独特のデザインになっています。車両搭載量に比べて旅客定員が少ないため、車両甲板部分と旅客デッキの比率も他と違いRORO船のような状態になっています。客室はすべて1フロアになっています。客室構成は、2〜4名個室と、2等洋室(相部屋)の2種類を用意し、個室は通常28室のほか、ペットも過ごせる2室、バリアフリー対応の特別区画に6室が用意されるなど、数も多くなっています。相部屋の2等洋室も梯子の2段ベット式から、最近多い階段型の2段ベットになりました。
代表航路:北九州~徳島~東京
代表的船舶:「びざん」「しまんと」「どうご」「りつりん」
総トン数:「びざん」12641トン・「しまんと」12636トン・「どうご」12636トン・「りつりん」12641トン
全長・航海速力:191m/22.4ノット
積載能力:トラック188台/乗用車80台
旅客定員:252名
出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/guide_img01_ferry.png
「二名個室」出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/standard_room2_img01.jpg
「四名個室」出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/standard_room3_img01.jpg
「二名洋室」出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/standard_room1_img02.jpg
「ペット同伴室」出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/standard_room5_img01_new.jpg
「バリアフリールーム」出典元:http://www.otf.jp/dcms_media/image/standard_room5_img01.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:http://www.otf.jp/schedule.html
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。
価格確認:http://www.otf.jp/fee.html
12「宮崎カーフェリー」
公式サイト:http://www.miyazakicarferry.com/
参考サイト:http://advectionfog.net/ocean/photo_miyazakiexpress.html
出典元:http://www.miyazakicarferry.com/02_schedule/images/kouro_koube.jpg
インフォメーション:「みやざきエキスプレス」「こうべエキスプレス」は「高千穂丸」「美々津丸」の代替船として大阪南港〜宮崎港に就航しました。「こうべエキスプレス」は就航当時は関西側の港だった大阪にちなんで「おおさかエキスプレス」の船名でしたが、2014年に神戸港発着になったため「こうべエキスプレス」に船名変更しています。就航当時から2004年はマリンエキスプレスによる運航でした。神戸から紀伊水道を南下して高知沖の太平洋を航行する外洋航路ですが台風など太平洋が荒れた場合は、明石海峡を通って揺れない瀬戸内海を航行し豊後水道から宮崎沖に出るルートを航行します。客室はバスルームのある個室の特等から、雑魚寝の相部屋の2等まで一通り揃っています。2等室は部屋を分けず、大人数の大部屋をになっている珍しい構造をしています。1等A室は、1等ですが客室内にトイレがあります。2等寝台(ベットルームの相部屋)は2段ベット方式です。代表航路:宮崎~神戸
代表的船舶:「みやざきエキスプレス」「こうべエキスプレス」
総トン数:「みやざきエキスプレス」11931トン・「こうべエキスプレス」11933トン
全長・航海速力:170m/25ノット
積載能力:トラック130台/乗用車85台
旅客定員:690名
出典元:http://advectionfog.net/ocean/image/photo_miyazakiexpress_00.jpg
「特等室」出典元:http://www.miyazakicarferry.com/03_ship/images/photo02_1_1.jpg
「一等A室」出典元:http://www.miyazakicarferry.com/03_ship/images/photo02_4_1.jpg
「二等寝台」出典元:http://www.miyazakicarferry.com/03_ship/images/photo02_11_1.jpg
「二等室」出典元:http://www.miyazakicarferry.com/03_ship/images/photo02_12_1.jpg
時刻表:運航ダイヤは以下からご確認ください。
時刻確認:http://www.miyazakicarferry.com/02_schedule/index.html
参考価格:旅客運賃・乗用車運賃は以下からご確認ください。