京都の菓匠20選・前編/2016年4月4日修正更新版


京都の菓匠20選・前編

菓匠という商号は由緒あるものですが全国津々浦々に自称・菓匠がたくさん存在します。茶道と密接に関係しつつ、献上品の製造者としての歴史を有する京都の菓匠は、その価値と意義を残す目的で「菓匠会」を設立しています。その正規会員は「20店」のみです。その20店をご紹介します。「京都の菓匠20選」前編です。

 

亀末廣

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出典元:http://www.kyogashi.com/

創業:文化元年(1804年)

歴史:伏見醍醐の釜師であった初代・亀屋源助は、文化元年(1804年)、京の街に出て亀末廣を創業しました。江戸時代は徳川家が宿館とした二条城に、また、都が東京に遷るまでは、御所にも菓子を納める老舗となりました。御所や二条城からの菓子の注文は、新たに特別注文されるのが通例で、そのたびに木型師が専用の木型をつくっていたそうです。一回だけ使って用済みとなった木型がたくさん残っていたことから、これを額の部分に用いたのが、老舗が並ぶ姉小路通の中でも一際目を引く「御菓子司亀末廣」の看板です。四季折々の草花を巧みにデザイン化し、風味と色彩豊かな「干菓子」で表現する手法を創案したのは、三代目当主であるといわれます。同店の代表菓子である干菓子の姿形や色彩は、そのまま俳句や和歌の素材にもなるような、風流を感じさせるものばかりです。亀末廣を代表する商品として知られる「京のよすが」は、四畳半に区切った秋田杉の箱に、季節感あふれる干菓子や有平糖、半生菓子などが彩り良く詰め合わされたものです。

住所:京都市中京区姉小路通烏丸東入ル

電話:075-221-5110

営業時間:午前8時半~午後6時

代表菓子:「京のよすが」(3600円~)

お取り寄せ法:お店に直接ご連絡してください。

関連URL:http://aquadina.com/kyoto/spot/4305/

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「京のよすが」出典元:http://www.kyogashi.com/


亀屋清永

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出典元:http://www.kameyakiyonaga.co.jp/

創業:元和3年(1617年)

歴史:「亀屋」と屋号のつく京都の和菓子屋さんの中で最も知名度が高いこちらのお店。店内に並ぶのは数々の寺社仏閣の名前で、当店は古くからの御用達として御菓子を納めてきました。京羽二重とは貞享二年(西暦1685年)に刊行された古書で、今でいう京都の名所ガイドブックのようなものです。この文献には様々な業種のお店の名が書かれており、菓子所として「亀屋清永」の名が書かれております。創業は、遠く元和3年(1617年)と伝えられ、寺町三条北入に住居し、屋号を亀屋名を冶兵衛と称し、禁裏御所御膳所をはじめ諸藩諸侯、寺社仏閣に出入りを許され、代々その努力功績により和泉大掾の称号を賜りました。明治維新の変革により和泉大掾を廃し「亀屋清永」と改称し、広く京菓子司として今日に至って居ります。

住所:〒605-0074 京都市東山区祇園石段下南

電話:075-561-2181(代)

営業時間:8:30~17:00

代表菓子:清浄歓喜団(一個500円・税込)

お取り寄せ法:高島屋オンラインショップ(以下のURL参照)

http://www.takashimaya.co.jp/shopping/food/0400001560/

亀屋清永公式URL:http://www.kameyakiyonaga.co.jp/index.php

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「清浄歓喜団」出典元:http://www.kameyakiyonaga.co.jp/


亀屋良長

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出典元:http://img11.shop-pro.jp/

創業:享和3年(1803年)

歴史:京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。 以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至ります。当代で八代目。初代店主は、店を構える際、良質の水を求めこの地に創業したといわれております。創業以来の銘菓である「烏羽玉」は200年以上の年月を経て、今なお昔のままの姿を残しています。第二次世界大戦中は全同業者同様、企業整備や原料統制の為休業に追い込まれましたが、昭和21年秋には店を再開。 六代目当主は特に創作力に優れ、日本画の心得を発揮して現在の発展の基礎を築きました。平成3年に社屋を新築したおり、昭和37年の阪急地下鉄工事の影響で枯れていた井戸を掘り直し、「醒ヶ井」と名付けて再び菓子づくりに用いています。

住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19

電話:075-221-2005

営業時間:9:00~18:00

代表菓子:「烏羽玉」522円6個入り(税込)

お取り寄せ法:直営オンラインショップ(以下のURL参照)

http://kameya-yoshinaga.com/?pid=87307723

URL:http://kameya-yoshinaga.com/

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「烏羽玉」出典元:http://img11.shop-pro.jp/


京華堂利保

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出典元:http://www.kyogashi.com/

創業:明治36年(1903年)

歴史:武者小路千家官休庵の利休堂には、「濤々(とうとう)」と書かれた額がかかっています。濤々とは、大波の音を表す文字で、茶の席で釜の湯が煮えるときの音「松風」を表現した高松藩松平候の揮毫であると言われています。この文字をそのまま名称に用いた銘菓「濤々」をつくっているのが、明治三十六年(一九〇三)創業の京華堂利保です。「濤々」を創作したのは同店の二代目当主で、武者小路千家の十三世家元である有隣斎宗匠の助言をもとに完成させたとのことです。「濤々」という名称も、そのとき家元が命名したものです。上下二枚の麩焼き煎餅で、刻んだ大徳寺納豆を練り込んだ餡をはさんでおり、菓子の表には、白い渦巻模様が力強く一筆で描かれています。大徳寺納豆の独特の香味が、上質の餡の風味と見事に融合し、その妙味は他に比べるものがありません。この他、注文に応じてお茶会用の生菓子も、一つひとつ丹精を込めて手づくりしています。

住所:京都市左京区二条通川端東入ル難波町

電話:075-771-3406

営業時間:午前9時~午後6時

代表菓子:「濤々」一個270円・税込

お取り寄せ法:お店に直接ご連絡するしかありません。

URL:http://www.kyogashi.com/kashokai/kyokado.htm

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「濤々」出典元:http://www.kyogashi.com/


三条若狭屋

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出典元:http://www.wakasaya.jp/

創業:明治26年(1893年)

歴史:当店は明治二十六年(一八九三)、本家若狭屋より別家して、屋号を三條若狭屋といたしました。本家若狭屋は、文化年間より約百五十年という長きに渡って続いた老舗ですが、先の戦争から立ち直ることが出来ず、残念ながら無くなってしまいました。初代は柚餅、二代目は如泉と号し、二代続いた細工菓子の名手でした。特に飾り菓子の技術に秀で、全国の菓子博覧会等に出品した作品は、いづれも大変高い評価をいただきました。二代目である如泉は、京菓子への探求心が旺盛で、多くの資料を整理・研究し、「日本の菓子」や「京菓子講座」等を刊行し、伝統的な京菓子を多くの方々に知ってもらうことに頁献してきました。三條若狭屋の「祇園ちご餅」、京の夏を代表する祇園祭の行事にちなんで初代が考案した銘菓です。甘く炊き上げた白味噌を求肥の皮で包み、竹串に刺して、表面には氷餅の粉をまぶしてあります。三本一組にして赤・白・黄色の短冊で彩られ、竹の皮風の包みに収められている姿は、祭の厳かで且つ華やかな稚児の風情が感じ取られ、京名物にふさわしく人気の高い名菓です。同店のもう一つの名物として、正倉院御物に彫刻された繊細な紋様を象った「なるみがた」という干菓子があります。

住所:京都市中京区三条通堀川西

電話:075-841-1381

営業時間:午前8時半~午後5時半

代表菓子:「祇園ちご餅」一包(3本入り388円税込)

お取り寄せ法:以下のURL参照(電話・FAXから)

URL:http://www.wakasaya.jp/

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「祇園ちご餅」出典元:http://www.wakasaya.jp/

 

≪次ページ・パート2.もご覧ください≫

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