東西習慣比べ2019

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東西習慣比べ2019

東京と大阪を中心として、その暮らしぶりには一寸した味覚や信条の違いが存在します。そこでご紹介します「東西習慣比べ2019」情報です。

―インデックス―

1「食パンの厚さ」

2「出汁の味わい」

3「お餅の形」

4「鰻の開き」

5「おむすびの形」

6「カップ麵のスープ」

7「肉じゃがレシピ」

8「すき焼きの作法」

9「味噌の味」

10「醤油の味」

11「卵焼きの味」

12「寿司の作法」

13「葱と言えば」

14「警察のスローガン」

15「大判焼の呼称」

16「いなり寿司の形」

17「こんにゃくと言えば」

18「肉まんと豚まん」

19「おでんの出汁と具」

20「心太と葛」

21「桜餅の長命寺と道明寺」

22「狐とタヌキ」

23「しることぜんざい」

24「煎餅と言えば」

25「たまごサンドの作法」

26「いか焼きと言えば」

27「マクドナルド呼称」

28「ポリタンクカラー」

29「江戸間と京間」

30「横断歩道のマナー」

31「商店街のアーケード化」

32「おつまみの呼称」

33「カレーの具材」


1「食パンの厚さ」

参考サイト:https://www.nikkei.com/article/DGXLAS09ABD01_U4A900C1AA1P00/

参考サイト:https://j-town.net/tokyo/column/allprefcolumn/252830.html?p=all

出典元:https://j-town.net/images/2017/town/town20171204190002.jpg

(*2017年調査結果)

出典元:https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXBZO7683497009092014000001-PB1-18.jpg?auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&fit=max&ixlib=java-1.1.1&s=71b207790b6e1938f5525b9bcd3da01c

(*画像は上から8枚切り・6枚切り・5枚切り)

基本情報:関東の食パンは6枚切り、関西は5枚切りが主流です。関東で薄切りが人気なのはパンは間食という認識が強いからカリッとした食感が好まれたから」と言われています。一方関西で厚切りが人気なのはパンは主食と考えられ、モチッとした食感が好まれたから」と言われています。なお食パンの厚さに関する東西の境界線は長野県と岐阜県の間で、東西で見事に分かれています。いつも食べている食パンに地域性があるのは実に興味深いものです。旅行に行った際は、ご当地の食パン事情に注目して食べるのも一興かもしれません(*例外地域が一か所あります。山梨県だけは何故か5枚切りが主流になっています)


2「出汁の味わい」

参考サイト:https://mainichi.jp/articles/20180622/ckp/00m/100/003000c

参考サイト:https://www.e-bonito.com/know/

出典元:https://img.cpcdn.com/news_articles/29190/m/3c460bad0684d98958196efec84c46aa.jpg?1529313891

出典元:https://www.e-bonito.com/know/images/map.png

基本情報:一般的に「関東は濃い味、関西は薄味」といわれており、この違いのルーツは江戸時代にまでさかのぼります。もともと食文化の中心として栄えたのは、京の都がある関西でした。しかし、江戸幕府が開かれることで、関東で文化が興隆するようになります。このことで関西と関東、それぞれの文化が違う形で成熟していきました。例えば同じかつお節でも関西と関東では違います。関西ではカビつけをしないかつおの荒節が好まれました。荒節は、焙煎の香りが残ってスッキリとした香りと酸味が特徴です。一方関東では、江戸の中期頃からカビつけした枯節が好まれるようになりました。枯節は甘味があって、上品な香りが特徴で、よりまろやかな味わいが楽しめます。関西の人が関東のうどんを食べて、色の濃さや味に驚いたなんて話はいろいろな場面で聞かれます。一般的に関東のだしは色も味も濃く、関西は薄いと言われます。関西だしは昆布のスッキリとした味を活かすために、塩やしょうゆは風味つけに留めます。一方で関東だしはつゆとも呼ばれ、うどんにしっかり味をつけるイメージで、しょうゆが強いつゆを麺と絡めていただきます。また関東ではだし汁を「つゆ」、「おつゆ」と呼ぶことがあります。一方関西では「だし」、もしくは「おだし」と呼びます。これは、方言や名称の違いだけでなく、意味しているニュアンスも微妙に異なります。


3「お餅の形」

参考サイト:http://www.kagamimochi.jp/saguru/page4-2.html

参考サイト:https://style.nikkei.com/article/DGXZZO07782650Z20C16A9000000/

出典元:https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2Fcontent%2Fpic%2F20161028%2F96958A88889DE2E5E5EAE0E4E7E2E0EBE2EBE0E2E3E4E2E2E2E2E2E2-DSXZZO0778268029092016000000-PB1-7.jpg?auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&crop=focalpoint&fit=crop&fp-x=0.5&fp-y=0.5&h=433&ixlib=php-1.2.1&w=650&s=1cda09c927bf165f56f71b1e67cb9e6a

出典元:http://www.kagamimochi.jp/saguru/img/img4-2_3.jpg

(*お雑煮に使用する餅の区分地図)

基本情報:使用するお餅の形を区分するとき、最も顕著なのがお雑煮の主役であるお餅です。これには四角い角餅と丸い餅の2種類があり、大雑把に言って東日本は角餅、西日本は丸餅文化です。お雑煮発祥の地・京都の食文化の影響を強く受けた地域主に丸餅を用いています。


4「鰻の開き」

参考サイト:https://www.unagi-koubou.jp/contents/blog/295.html

参考サイト:https://blog.goo.ne.jp/hatokaku/e/a6e0b5021a6578592e2eac731eeda8eb

出典元:http://www.unagi-koubou.jp/contents/wp-content/uploads/2017/08/006.jpg

出典元:https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/82/830e4ee07a87f4abed1e8143a63fb35b.png

基本情報:関東のうなぎの割き方は背開き関西のうなぎの割き方は腹開きです。「江戸は幕府のお元、切腹をイメージさせる腹開きは武士に嫌われた。だから背開きなんだ」という説をよく聞きます。「なるほど」という気もしますが、冷静に考えると他の魚は腹開きです。うなぎだけ背開きっていうのもな話です。関西の腹開き、関東の背開き、この違いはズバリ「蒲焼の製法の違い」によるものです。関東式に白焼きした鰻を蒸すと余分な油が抜けるのと同時に、身も大変柔らかくなります。ですので、身の厚い背側の部分に串を打たないと、身が柔らかすぎて串のところから身が割れてしまいます。関西の蒲焼きは蒸さないので、柔らかすぎて串を打ったところから身が割れてしまうなんて事がありません。背開きは「うなぎを蒸してから焼き上げる関東風の蒲焼き製法」が確立される過程で、江戸時代の職人たちが編み出した工夫、合理的な技術だったのです。江戸時代に編み出された技法が現代に続いている思うと、あらためて江戸の職人たちに感謝したい気分になります。


5「おむすびの形」

参考サイト:https://maico.maihada.jp/recipe/20180619/

参考サイト: https://www.athome.co.jp/vox/town/77541/pages2/

出典元:https://vox.athome.co.jp/vox/wp-content/uploads/enq_map_onigiri_shape_tawaragata.jpg

出典元:https://maico.maihada.jp/180424_AA_080_A.jpg

基本情報:江戸時代、日本中から米や物産が集積する大坂は「天下の台所」と呼ばれました。町人文化が栄えて観劇の習慣が定着し、劇を見ながら幕の内弁当を食べるのが当時の流行でした。一口サイズの俵型おにぎりならば三角形など他の形に比べて弁当箱に収まりやすく、箸でつまみやすかったのです。関東では簡単に握ってできる三角形が普及したのに対し、関西では弁当に適した俵型が定着したとみる専門家が多いようです。現在は関西でも主流は三角形です。自治体や企業で構成し、神戸市に事務局を置く「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2009年に実施したアンケートによると、関西でおにぎりの形として俵型を思い浮かべたのは9.8%にとどまったそうです1.7%の関東などに比べれば高いと言えますが、三角形の86.5%に比べると圧倒的に少数派です関西でも三角形が主流になったの「セブン―イレブン・ジャパンが1978年に三角形のおにぎりを売り出し、中年以下の世代に定着したのでは」と指摘されています80年代に入るまで、おにぎりは家で作って食べるのが当たり前で、今も俵型を思い浮かべる人が関東より関西に多いのは昔の名残ですが、コンビニの全国均一な三角形が関西にも広く浸透したことが「関東=三角形、関西=俵型」の構図を変えたようです


6「カップ麵のスープ」

参考サイト:https://www.sankei.com/west/news/180731/wst1807310001-n1.html

参考サイト:https://gigazine.net/news/20070716_cup_touzai/

出典元:https://www.sankei.com/images/news/180731/wst1807310001-p1.jpg

出典元:https://i.gzn.jp/img/2007/07/16/cup_touzai/cup_touzai28.jpg

基本情報:昭和511976)年に発売された日清食品の看板食品、即席うどん「どん兵衛きつねうどん」には、毎年数件「味がおかしい」という苦情が寄せられるそうで。苦情の主の多くは関東に単身赴任する関西のサラリーマンで、「いつもと味が違う」という申し出だそうです。それもそのはず、関西と関東のどん兵衛はパッケージが同じでも中身が少し違います。関西版は昆布だし主体の薄味、関東版はかつおだしを効かせた味付けとなっており、それぞれだしが違うのです。実はパッケージをよく見ると、ふたの「NISSIN」のロゴ脇に関西版は「W」、関東版には「E」という小さい印字を見つけることができます。それぞれ成分表示も異なっており、スープの内訳を見ると、関西版は昆布エキスが関東版より前に書かれており、より多く含まれていることが分かります。社内的に問題になったのは、東西の販売エリアをどう区分するのかということ。当時、味の境界線は「静岡あたり」といわれていたそうですが、担当者たちは自分たちの舌で、境界線を探すことにしたそうで、新幹線に乗り、駅周辺でうどん、そばを食べ続ける実地調査を行うこと約1年。開発チームは味の分岐点は、滋賀と岐阜の間付近という結論に行きつきました。


7「肉じゃがレシピ」

参考サイト:https://youpouch.com/2016/09/08/381552/

参考サイト:https://entabe.jp/news/gourmet/15235/seven-and-i-tamagoyaki-nikujaga

出典元:https://sociopouch.files.wordpress.com/2016/09/nikugyaga.jpg?w=640&h=298

出典元:https://image.entabe.jp/upload/20170126/images/IMG_2124_1.jpg

(*左・和牛使用肉じゃが/右・豚肉使用肉じゃが)

基本情報:肉の消費に関しては、牛肉は西日本、豚肉は東日本が好まれていることが判明しています。そのような背景が存在するためか、肉じゃがカレーなどの定番メニューに入れる肉も、東日本は豚、西日本は牛肉という実態があるようです。しかし、そもそもなぜこの傾向が生まれたのでしょうか。それは東西における家畜の歴史に関係があるといわれて農耕時、気温が低い関東は素早く作業できる「馬」が、温暖な関西はパワーのある「牛」が活躍しました。やがて肉の食用文化が進み、関西では牛を、関東では馬の代わりに豚を食する文化が浸透したそうです。


8「すき焼きの作法」

参考サイト:https://matome.naver.jp/odai/2142402943209523001/2142403441210578103

参考サイト:https://useful-jp.com/archives/750.html

「関西風」出典元:http://www.bifteck.co.jp/shop/images/cooking_su_top.jpg

「関東風」出典元:http://useful-jp.com/wp-content/uploads/2015/11/385c45d3637f85e11aacd46bd9e8a586.jpg

基本情報:「すき焼き」は関東と関西で、作り方も味もかなり異なります。関東は「割り下」調味料を使いますが、関西では砂糖や醤油を順番に加えていくのが一般的です。歴史的には、農機具の鋤(すき)の金属部分を火にかざして魚や野菜を焼いたのが始まりで、ここから「鋤(すき)焼き」という名前になったといわれています。このほか、薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となったという説もあります。「すき焼き」が食べられるようになったのは、幕末を過ぎた頃からです。江戸時代までの庶民は魚や海鮮を食べても、牛肉を食べることは一般的ではありませんでした。牛や馬は大切な労働力であったため、食べるとバチがあたると信じられていたようです。明治に入り文明開化のに伴い、庶民の間に肉を食べる文化が一気に広がります。関東では横浜で、関西では京都で初めて「すき焼き」を提供するお店ができました。その時、横浜では「すき焼き」ではなく「牛鍋(ぎゅうなべ)」という名前でした。そして、横浜の牛鍋が関西に普及するにつれて両者ともに「すき焼き」と呼ばれるようになっていきました。関東の「すき焼き」は「鍋」というジャンルの扱いです。「牛鍋」と呼ばれていた頃の名残で、「割り下」という合わせ調味料で煮て作ります。肉は基本的には牛肉です。東北地方や北海道などエリアによっては豚肉を使うところもあります。一方、関西の「すき焼き」は「焼肉」の扱いなので、煮るのではなく焼くイメージです。現在では鉄鍋で牛脂を使って肉を焼きます。関西のすき焼きでは、牛肉以外の肉はほぼ使いません。関東は、先に調味料を合わせて味を整えた中に具材を投入します。すき焼きの調味料はなんといっても醤油、みりん、料理酒、砂糖、だしで作った「割り下」です。作っておいた割り下を先に鍋に入れ、ひと煮立ちしたところに肉と野菜を入れていくので、味が一定になるのが関東方式の特徴です。一方関西は、先に肉を焼いて味付けをしてから野菜を入れます。調味料は割り下ではなく、砂糖、醤油を直に入れて味付けしていきます。調味料が煮詰まってくれば酒か水で薄めます。関西では割り下を作らないので、その存在自体を知らない人もいるかもしれません。その時の野菜の種類や量によって、味を調整する必要があるので、関西の「すき焼き」は作る人によって味付けが変わるのが面白いところでもあります。


9「味噌の味」

参考サイト:https://miso-sommelier.com/category1/entry16.html

「関西白みそ」出典元:https://miso-sommelier.com/img/DSC_1284%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%99%BD.JPG

「関東甘みそ」出典元:https://miso-sommelier.com/img/DSC_1205%E3%80%80%E6%B1%9F%E6%88%B8%E7%94%98.JPG

基本情報:関東地方は、恵まれた気候のために、東北などに比べると日々の生活の中で、味噌への依存度は低いようです。農業が発展した北関東の一部に「田舎味噌」といわれる麦味噌があります。しかし、今や関東一円で造られる味噌は、辛口の米味噌が主流になっています。そんな中、江戸甘みそ(東京)と言われているものがあります。白みそが濃色しないように大豆を蒸さずに煮るのと違い、蒸した大豆を用いるので色は濃い赤褐色で、米麹をたっぷり使っているので甘みが特徴の味噌です。関西の味噌は米味噌でが、同じ米味噌で白い色の甘いものになります。どちらかというと調味料的に使用される白味噌が多いようです代表的なものが、関西白みそと言われ「西京みその銘柄名でもよく知られる、白色甘味噌になります。米麹歩合がとても高いために甘みが強く、より白くするために、原料米の精米度を高くし、大豆は脱皮したものを用い、蒸さずに煮ています。短期熟成で長期保存には向かない味噌です


10「醤油の味」

参考サイト:https://www.jprime.jp/articles/print/8794

出典元:https://jprime.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/250/img_b52434b69244bd1475b21acaf8899cd11679967.jpg

基本情報:旅行や出張の際に食事をしている時、ふと卓上に置いてある醤油の種類が違うことに驚いた経験があるものです。これは地域によって親しまれている醤油が異なるためです。現代とは違って輸送手段が発達していなかった時代には、地方ごとに特徴のある醤油を製造し、それを使った郷土料理が根付いていました。地域ごとによく使う醤油が異なるのは、その名残とも言えると思われます。醤油を製造するメーカーは、最盛期には全国に1万社以上あったと言われていますが、現在は1500社程度に減ってきています

東日本は濃口醤油で、関東甲信越地方から東側の地域では、濃口醤油を使う割合が約9割程度と言われています。料理の種類によって使う醤油を変えるという習慣はなく、濃口醤油を1本常備して使っている家庭が多いと言われています

西日本は淡口醤油、または使い分け、料理の種類に応じて淡口醤油や濃口醤油、その他の醤油と使い分けしている家庭も多いと言われています

・その中でも九州・山陰・四国では甘い醤油で、宮崎県や鹿児島県などの南九州では全国でもトップレベルに甘い醤油が使われています。その他、山口県・鳥取県・岡山県などでも甘い醤油が使われています。厳密に言えば、四国では大阪の影響を受けている東側は淡口醤油、九州の影響を受けている西側は甘口醤油が主流で

概ね、東日本はかつおのだしに、西日本は昆布のだしに合う醤油が広まりました。関東は濃い色の食べ物が美味しそうだと思われる傾向があるため濃口が好まれ、関西は素材の色や味を大切にする食文化があるため薄口が好まれたとも言えそうです。


11「卵焼きの味」

参考サイト:https://sociopouch.files.wordpress.com/2017/09/tamagoyaki1.jpg?w=640&h=305

参考サイト:https://entabe.jp/news/gourmet/15235/seven-and-i-tamagoyaki-nikujaga

出典元:https://sociopouch.files.wordpress.com/2017/09/tamagoyaki1.jpg?w=640&h=305

出典元:https://image.entabe.jp/upload/20170126/images/IMG_2150.jpg

(*左・だし巻き卵/右・卵焼き)

基本情報:朝ごはんに、お弁当に、ちょっとお腹が空いたときに出されると誰もがニッコリ笑顔になるのが「卵焼き」です。皆さんはどんな味つけで食べるのが好きですか?ところで、好みで大きく分かれるのが「お砂糖を入れて甘く」か「ダシを入れてしょっぱめに」の二つです。ドコモのが運営するアンケートサイト「みんなの声」でおこなわれた「好きな卵焼きは?」アンケートによりますと、総合1位となったのは「お砂糖で甘~く」! 全体の45%と約半数近くが支持する結果となりました。これは年代別や男女別に見ても変わらず。そして、「ダシを入れてしょっぱめに」16%)は2位。ダシ入りの卵焼きは、白いご飯と一緒に食べたくなるおかず系の味わい。こちらも間違いなくおいしいですが、軍配は甘い卵焼きのほうに上がりました。しかし大阪、京都、奈良、兵庫、和歌山といった関西エリアでは「ダシを入れてしょっぱめに」が1位にでした 関西の「おだし文化」はこんなとろにも脈々と息づいています。


12「寿司の作法」

参考サイト:https://business-textbooks.com/difference-between-kanto-and-kansai/

出典元:https://business-textbooks.com/wp-content/uploads/2018/03/img2-39.jpg

基本情報:関東の寿司は握り寿司の原型ともいわれており、「江戸前寿司」と呼ばれ本来、東京湾で獲れたという意味合いがありました。 江戸前寿司が誕生したのは江戸時代。せっかちな江戸っ子がすぐに空腹を満たせるよう、シャリの上にネタを乗せる握り寿司が誕生。屋台でお客の前で握って出すスタイルで提供されていました。江戸前寿司のネタはマグロ、海老、タコ、イカ、ウニ、アワビ、卵焼きなどが中心。中でもマグロは江戸前を代表するネタとされ、マグロの質は寿司屋のランクを決めるほど重要視されました。その後、近代化とともに江戸前寿司は全国に広がり、今では寿司と言えば江戸前の握り寿司を連想するのが一般的です一方、関西で主流なのは箱寿司です。江戸前とは全く異なるスタイルで平安時代に調理法が生み出された伝統的な食品です。箱寿司は木型に酢飯とネタを敷き詰め、重石などで押しをかけて作ります。当初は発酵させて作られていましたが、後に発酵過程は省略され、型押しするだけになりました。箱寿司のネタは白身魚やアジやサバなどの光物がメインで、そのほかは卵焼き、アナゴ、海老などです。昔は冷蔵庫もなかったので、保存がきくように塩と昆布で締めると美味しい魚が選ばれました。

≪次ページパート2≫もご覧ください