OHENROお遍路2019

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OHENROお遍路2019

今、お遍路を楽しむ皆さんが、世界中から集います。本来は観光とは程遠い謂れから発した巡礼の旅ですが、自分を見直す心は普遍です。ご案内します「OHENROお遍路2019」情報です。

≪インデックス≫

1「お遍路の歴史と経緯」

2「八十八か所配置図」

3「お遍路の心得」

・基本情報

・マナー

・参拝手順

・装備

4「お遍路グルメ」


「お遍路の歴史と経緯」

公式サイト:http://www.88shikokuhenro.jp/

参考サイト:https://www.junpai-center.net/beginner/

出典元:https://www.junpai-center.net/images/beginner/img_02.png

出典元:http://www.88shikokuhenro.jp/img/henro_img.gif

インフォメーション:歴史的な由来をたどると、最初に四国を修行する人々の様子が記載されている書物は「今昔物語集」で平安時代のことになります。しかし、こでは修行者が厳しい海岸の路を歩き修行する姿が記されているだけです。修行者たちがたどった道が「伊豫・讃岐・阿波・土佐」と四国の海岸を選んで修行していることから、海の彼方にあると信じられていた神道上の世界「根の国」へ渡ることを願った修行の一環ではないかと言われており、この海岸沿いの道や土地のことを「辺地(へち)」と称していました。一方、当時広まりつつあった仏教信仰の広がりに伴い、仏教の中で海の彼方にあるとされていた「補陀落浄土」と「根の国」が重なり、二つの信仰が混同されていったのではないかと考えられています。その後「補陀落浄土」の修行は、新たに台頭した「大師信仰」が四国内に広まるにつれて、「お大師様を思い、四国を巡る」現在のような遍路に変化していきます。その際、当初、海辺の道や土地を表す言葉「辺地」・「辺路」が、「偏禮」「邊路」と変わりその後「遍路」と変化していきました。また、その読みも中世以降、「へち」・「へじ」から「へんろ」と変化して行った経緯があります。


「八十八か所配置図」

参考サイト:http://www.88shikokuhenro.jp/map.html

出典元:http://www.88shikokuhenro.jp/img/shikoku_map.gif

インフォメーション:四国八十八箇所を巡ることを遍路といい、地元の人々は巡礼者を「お遍路さん」と呼び、札所に参詣することを「打つ」と表現しています。霊場寺院を結ぶ歩き道を遍路道といい、八十八箇所を通し打ちで巡礼した場合の全長は11001400kmになりますこのように距離に幅があるのは遍路道は一種類のみではなく、選択する道で距離が変わるためで。自動車を利用すると、打ち戻りと呼ばれる来た道をそのまま戻るルートや遠回りのルートが多いので合計すると徒歩より距離が増える傾向にあります。一般的に、徒歩の場合は40日程度、車を使用した場合、マイカーや団体バスの場合で異なります8日から11日程度で1巡できます。さらに、高速道路の整備も進んでいるため、最短で巡拝する熟練者は5日で1巡すると言われています。なお2015年(平成27年)424日、文化庁により日本遺産の最初の18件の一つとして「四国遍路ー回遊型巡礼路と独自の巡礼文化」が認定されました。なお四国四県内の霊場配置は以下の構成になっています。

・阿波/徳島県の霊場(発心の霊場):1番~23

・土佐/高知県の霊場(修行の霊場):24番~39

・伊予/愛媛県の霊場(菩提の霊場):40番~65

・讃岐/香川県の霊場(涅槃の霊場):66番~88


「お遍路の心得」

『基本情報』

参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%9B%BD%E5%85%AB%E5%8D%81%E5%85%AB%E7%AE%87%E6%89%80

「納経帳」出典元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/89/Noukyoutyo.jpg/220px-Noukyoutyo.jpg

「遍路装束」出典元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/be/Iwamotoji_PilgrimGirl.JPG/157px-Iwamotoji_PilgrimGirl.JPG

インフォメーション:遍路は順番どおり打たなければならないわけではなく、各人の居住地や都合により、どの寺から始めてもよく、移動手段や日程行程などもさまざまで1度の旅で八十八箇所のすべてを廻ることを「通し打ち」、何回かに分けて巡ることを「区切り打ち」といい、区切り打ちのうち阿波、土佐、伊予、讃岐の4つに分けて巡礼することを特に「一国参り」と言います。また、順番どおり廻るのを「順打ち」、逆に廻るのを「逆打ち」と言いますまた近年は順序にこだわらず打つことを「乱れ打ち」とも言われています。一般的には順打ちによる道案内が行われていますが、逆打ちは道に迷うといった苦労も多いため多くの御利益があるともいわれて来ましたが、現在は標識が設置され、さらにカーナビゲーションの普及によりどこからでも同様に行き着けるようになっているので、逆打ちへのこだわりは少なくなっています。俗説によれば、巡錫中の弘法大師に無礼を働いた伊予の豪商・衛門三郎が大師に許しを請うため遍路に出たが、20回以上順打ちで巡礼しても追い付けず、閏年申年に逆回りを試して出会えたという言い伝えからも、閏年に逆打ちを行うと3倍の御利益があるとする考えがあり、閏年には逆打ちが平年に比べ多くなるようですそのためか旅行会社によっては逆打ちのツアーを組んでいるところもあります またお遍路には「同行二人(どうぎょうににん)」という心得が必要と言われています。それは遍路修行をしている時は、常にお大師さま(弘法大師)と共にいるということです。四国遍路をする場合は、その象徴として「金剛杖」がお大師さまそのものとされています。たとえ遍路修行者が複数人であっても、お遍路とは「一人とお大師さま」の二人の旅であるという心得が必要です。

「東京都心のお砂踏み場の神社(巣鴨・眞性寺)」出典元:http://www.88shikokuhenro.jp/img/osunafumi_img.jpg

*疑似体験「お砂踏み」:お砂踏みとは、四国八十八ヶ所霊場各札所の「お砂」をそれぞれ集め、その「お砂」を札所と考えて「お砂」を踏みながらお参り体験をすることです。ご利益は、実際に遍路をしたことと同じであるといわれており江戸時代には四国八十八ヶ所霊場を模し新四国、島四国、八十八ヶ所などと呼ばれる四国八十八ヶ所各札所のご本尊さまと「お砂」を安置するうつし霊場お砂踏み道場などが日本全国に数多く造られました。現在でも数多く寺院でお砂踏み行われています。


『マナー』

参考サイト:http://www.maenaem.com/henro/bas.htm

参考サイト:http://www.henro.jp/okyou/osettai.htm

その1「納札と納経帳」について

出典元:http://www.maenaem.com/henro/img/bas-c006.jpg

インフォメーション:遍路では各札所で「納札」(おさめふだ)を納め、「納経帳」(のうきょうちょう)に印をもらい四国を巡ります。「納札」は手のひらほどの紙札に氏名を書き、各札所の本堂と大師堂におさめるというもので、これは碑伝という参拝慣習に由来していると考えられています。この慣習は自分が参拝した証を残すためのもので、これを多く残すことが功徳だとも考えられていました。本来は木柱を立てたり、木製や銅製の札を打ち付けたりしていたのですが、現在は建物の保護のために紙の札をおさめるという形をとっています。「納経帳」は何も書かれていない冊子に各札所で黒書と朱印をいただくというもので、これはお寺にお経をおさめた証としてその寺の印をもらうというものです。多くの印がある納経帳はその巡礼者の徳をあらわし、また、そういった納経帳自体が御利益を持つとされています。

その2「お接待」について

出典元:http://www.henro.jp/okyou/osettainomura-.jpg

インフォメーション:遍路の道中、見知らぬが「お茶でもどうぞ」と招いてくださることがあります。これが巡礼者に施しをくださる慣習「お接待」です。お接待には食べ物や飲み物などをくださったり、接待所と呼ばれる休憩所を開放していたり、善根宿という遍路に宿として提供してくださる所など、形は様々です。これらのお接待は地元の方々や他県の接待講の方々の尽力により無償で行われています。こういったお接待をいただいたは、「南無大師遍照金剛(ナムダイシヘンジョウコンゴウ)」の宝号を唱え、納札を手渡します。また車の方が「お接待いたします。お乗りください」と車での送迎お接待の申し出をされる場合があります。歩いてまわろう決めている方はこんな時、正直に「歩くことを行としております」と断ってもよろしいです。しかし基本的にお接待は出来るだけお受け下さい。なぜなら、お接待は「行けない私の分まで宜しくお参り下さい」という代参の意味でもあったり、お接待自体がその方の行でもあり功徳となるからです。ですから参拝の際には、お接待をして頂いた方の分までお参りするという気持ちで参拝するのが遍路の心得です。


『参拝手順』

参考サイト:https://www.junpai-center.net/beginner/

「山門にて」出典元:https://www.junpai-center.net/images/beginner/img_junpai_01.jpg

「水屋にて」出典元:https://www.junpai-center.net/images/beginner/img_junpai_02.jpg

「納経所にて」出典元:https://www.junpai-center.net/images/beginner/img_junpai_08.jpg

インフォメーション:基本的な参拝手順は以下のようになっています。

山門にて:山門や仁王門にて合掌し、一礼して境内へ入ります

水屋にて:水屋で口をすすぎ、手を洗いますが次の順でお清めします。1.左手.右手.左手に水を取り口を漱ぐ.ひしゃくの柄を清めますその後、ここで輪袈裟をかけたり、数珠を手にします

鐘楼堂にて:鐘楼で鐘を撞きます(なお鐘は自由に撞けるところのみでよいことになっています)。また参拝後に鐘を撞くのは、戻り鐘といって縁起がよくないとされています

本堂にて:本道の納札箱に納札し、写経箱に写経を納めますなお納札には名前・住所・日付・願いごとを記入します次に、お灯明・線香・賽銭をあげます。後の人のためにも、線香は中心、ローソクは奥から立てるように行い、合掌し心静かに読経します

大師堂にて:大師堂へ行き、本堂と同様に参拝しますなおハ十八ヶ所すべてに、本尊をまつる本堂と弘法大師をまつる大師堂があります。他にも、堂があればそこも参拝して下さい

納経所にて:納経所で納経帳などに朱印をいただきます

山門にて:門前で合掌、一礼して参拝を終えます


『装備』

参考サイト:http://www.88shikokuhenro.jp/supplies.html

出典元:http://www.88shikokuhenro.jp/img/illust.gif

出典元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/89/TaroTokyo-2012-HenroGasa-IMG_0437.jpg/160px-TaroTokyo-2012-HenroGasa-IMG_0437.jpg

インフォメーション:以下参照

「菅笠」:遍路の基本装具で日除け、雨露を凌ぎ、夏の暑さからも守ってくれます。笠には「迷うが故に三界は城、悟るが故に十方は空、本来は無東西、何処に南北有らんや」と書かれています

「金剛杖」:金剛杖には弘法大師が宿るといわれています。頭部の五輪は直接手で触れない様、金襴で巻きます。また橋の上では杖をつかない約束です歩き遍路を終えた人は、5cmほど杖は短くなっていると言います 。

「白衣」:白い装束を着用するの心を無にして、全てのこだわりを捨て、仏の教えに帰依をすると言うことです。道中衣と判衣があり、普通、着られるのが道中衣です。判衣は納経帳と同じように御宝印をいただくもので、一般的には着用しません

「半袈裟」:僧侶が袈裟を折りたたんで、首に掛けて、持ち運んだことから始まりました。 仏事・巡礼の際の略礼服で肩からかけますが、お手洗いや食事の際は必ず取りはずします

「念珠」:参拝の際、手を合わすにかけお手洗いや食事の際は取りはずします一般的に数珠ともいいます。袈裟同様、仏さまをお参りする際は必ず持参します。念珠にもたくさんの種類がありますので、霊場(札所)または菩提寺にご指導をうけるのが好ましいかも知れません

「納札」:各札所の本堂、大師堂の納札箱に納めます。接待を受けた際、差し上げるのが礼儀名刺代わりとしても使用されます。遍路回数によって札の色を変える慣習もあり四国八十八ヶ所霊場会では、50回以上遍路を成満した公認先達のには金の納札お授けされています

「納経帳」:納経の証として、各札所の納経所にて黒書・ご朱印をいただくものです。納経帳の他に納経軸や判衣も同様に使われます。納経帳は一回だけでなく重ね印といい、お参りするたびに二回、三回と同じ納経帳にご宝印(ご朱印)をいただくこともありますまた納経帳は古来より礼拝の対象であるとされていて、けっして記念スタンプ帳ではありません。

「経本」:四国霊場専用の経本は、般若心経・御本尊真言・光明真言等が書かれています。暗記していても経本を見ながら読経するのが慣わしとなっています

「蝋燭・線香」:参拝の際使用しますが、奥から立てるのが礼儀となっています

「御影帳」:納経した際に頂く御影(お寺の御本尊のお札)をファイリングするもので、御影をきれいに残しておきたい方が使用されているようです。

「持鈴」:読経の際、各節ごとに振る鈴で、使用のタイミングの難しさがあるので、参拝上級者向きの装具と言えます

「札挟」:納札を収納するものですが、大きいバックにはろうそく・線香なども収納できます

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