大迫傑的マイライフの駆け抜け方2019

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大迫傑的マイライフの駆け抜け方2019

今、一人の孤高アスリートランナーがいます。その人の名は「大迫傑」。ランナーとしては、間違いなく輝かしいエリーコースを歩んできました。いや、歩んできたように見える軌跡が存在します。でも正直、その軌跡には孤独感が漂います。それでもその孤高ぶりが大迫流なのだから、「いいんじゃない・・・」程度に受け止めていました。しかし、その見え方が最近一寸、変わり始めました。それは、彼を取り巻く環境が大きく変化し始めたことと関わっています。「オリンピック選考レースに敗れたこと」、「彼が所属していたクラブが突然、消滅したこと」、「オリンッピクのマラソン開催地が変更になりそうなこと」等々。そして大迫はある宣言をしました。それを見て、この記事を掲載することを決めました。「大迫傑的マイライフの駆け抜け方2019」です。

―インデックス―

1「競技の軌跡」

2「ナイキ・オレゴンプロジェクト」

3「イノベターとしての様々な顔」

4「201910月のメッセージ」


1「競技の軌跡」

出生:1991523日東京都町田市生まれ。

中高時代

出典元:https://rikusuru.jp/wp-content/uploads/2018/12/seishinjac-e1544604159180.jpg

競技実績情報:以下参照

大迫傑が陸上競技を本格的に始めたのは中学生になってからです。入学した町田市立金井中学には陸上顧問がいないため陸上部がありませんでした。2年生になり、ようやく陸上部が発足します。大迫は陸上部に籍を置きながら、2つの陸上クラブにも通い続けてます。その一つが江戸川陸上競技場を本拠地とする「清新JAC」という有名な強豪クラブチームでした。自宅のあった町田から江戸川まで片道1時間以上かけて3年間、週2回通ったそうです。週2回のクラブの日がポイント練習。それ以外の日は町田市立野津田陸上競技場でひとりストップウォッチをもちインターバル走を繰り返す大迫少年を遠くから見ていた人がいました。青山学院大学駅伝部監督に赴任して間もない原晋監督です。実は青学が現在の自前のグラウンドをもつまでは、この野津田陸上競技場が青学の練習場所でした。大迫は2007年に佐久長聖高校に進学します。大迫が入学したときは、ひとつ上の先輩に村澤明伸(東海→日清食品)、千葉健太(駒澤→富士通)、平賀翔太(早稲田→富士通)、佐々木寛文(早稲田→日清食品)など強烈なスピードランナーが奇跡的に揃っていました。2008年に5000mで高校2年生としては史上4人目となる13分台を記録。また1シーズンに同一高校から複数選手が13分台をマークした初の例にもなりました。その年の全国高校駅伝では自ら志願してアンカーを務め、1位で襷を受けるとそのまま区間賞の活躍を見せ、チームも外国人選手を含まない記録としては過去最高の2時間0218秒を記録し、佐久長聖高校の初優勝に貢献します。翌2009年には2度目の全国高校駅伝に出場、大迫自身は1区で区間賞を獲得し、同じ佐久長聖高校出身である上野裕一郎に次ぐ1区日本人歴代2位となる、2906秒を記録しました。

大学時代

出典元:https://bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/1500wm/img_0ec103d2df682a00929e365b30b9f7012431151.jpg

競技実績情報:以下参照

次に大迫選手が選んだのが、早稲田大学です。彼が目指したのはロンドンオリンピック出場。入学当初の大迫選手はインタビューでも駅伝にはあまり興味をしめさない発言も多く、ファンをヤキモキさせました。卒業生の竹澤健介が早稲田大学在学中に500010000mとトラック種目で北京オリンピック日本代表に選ばれたことや、先輩にも八木勇樹(YAGI RUNNING TEAM)や三田裕介、中山卓也というすごい世代そろっており、この環境で競いあうことで自分を高めていきますが、そんな大迫に待ったがかかります。佐藤悠基(東海大学→日清食品)という存在です。 2012年、オリンピック日本代表選考を兼ねた日本選手権10000m。未だ語り草となっている好レースなので、Yotubeなどで探してみてください。大学生ながら、ラスト1周で2位まであがった大迫は佐藤悠基のラストスパートに、あと一歩及ばず2位に終わります。このとき、大迫がトラックを叩いて「クソッ」と叫んだのは、この日、長居スタジアムにいたほぼ全員に届くほど強烈でした。大迫があんなに感情をあらわにしたのは、あとにも先にもあれだけだと思います。このエピソードを振り返るまでもなく、やはり、大迫傑の視界には「マラソン」というレースゴールが鮮明に見えていたような気がします。

大学卒業後

出典元:https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fwww.run4food.it%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F02%2Fop_skull_with_type-resized-600.jpg.png&twidth=1200&theight=1200&qlt=80&res_format=jpg&op=r

競技実績情報:以下参照

大学卒業後、日清食品に所属します。大迫選手の実力なら、日本選手権で勝ち続け、日清食品のランナーとして駅伝で活躍しつづけることでサラリーを得ることもできたでしょう。それでも大迫選手は決してトップに安住することなく、戦いを挑み続け、ついにオレゴンプロジェクトの正式メンバーとして認められ、所属することを選択します。このプロジェクトは非アフリカンがケニア人やアフリカ勢に勝つことを目的にスタートしていて、ナイキが認めた世界のトップランナーだけが、ここに入ることができます。日本選手権では「速いけどラストで勝てない」ことが続いた大迫はここで、最初は練習生としてモー・ファラーやゲーレン・ラップといった、さらに強い選手たちと競い合うことで、「ラストで負けないトップスピード」と「世界のゆさぶりに負けないスピード持久力」を高めていきます。これまでオーダーで作られ履き慣れたミズノのスパイクからナイキのシューズに履き替えたのもこのころです。ナイキのスパイクは既成品と同じものであるため、日本選手権で走る大迫選手のスパイクからはいつも血がにじんでいました。それでも日本のトップを走りつづける姿に「走るのはシューズじゃない、ぼくだ!」という強烈なメッセージみたいなものも感じさせます。 そして2018225日に行われた東京マラソンで、設楽悠太が日本記録を更新してから、わずか7カ月半後の107日、アメリカで行われたシカゴマラソンで大迫傑は2時間550秒をマークし、日本記録をさらに更新しました。


2「ナイキ・オレゴンプロジェクト」

出典元:https://media.alpen-group.jp/cms/magazine/assets/img/uploads/2018/running/190829_OP_apal_09.jpg

2-1 オレゴンプロジェクトとは:以下参照

ナイキ・オレゴンプロジェクトとはアメリカの長距離走強化のためにシューズ会社ナイキによって 2001年に作られたチームです。五輪でメダルを狙うレベルを対象に選手を集め、ナイキの本社に近いオレゴンのポートランドにおいてトレーニングを行っています。 オレゴンプロジェクトを語るうえで、最初にあげられる話題が、その練習方法における独自のメソッド設定と言えます。その特徴は、以下の5つです。
A.長期的視野で選手を育てる
(結果を焦ったり、5000mの選手をすぐにマラソンデビューさせたりしない)

B.良いトレーニングパートナーを見つける
(グループトレーニングは効果的。実際に、所属のファラーとラップはトレーニングパートナーかつ、ロンドン五輪10000m1位・2位である)

C.綺麗なランニングフォームに取り組む
(軽い着地、リラックスした上半身、跳ねずに前進の3点に注意しています)

D.スプリントトレーニング
(ファラーとラップの練習では、短距離トレーニングが重要な鍵を握っています)

E.精神トレーニング
(最強の東アフリカ勢にすら勝てると、自信をつけさせることが重要です)

この他にも、オレゴンプロジェクトにはいくつかの特徴的な練習方法があります。例えば「スプリント重視」です。10000mを専門にする選手の練習で400mのインターバルを51秒で走ったり、100m11.03という目標設定で走り、これを常態的に行います。また「筋トレ重視」もあげられます。「ストライドの効率とパワーの改善のための筋トレ重視」だそうで、長距離走者なのに「高強度低回数」、しかも「体重は増やさない」など従来の補強運動・筋トレとは違う考え方でプログラムが構成されています。

さらにオレゴンプロジェクトのS&C(筋トレ&コンディショニング)担当の理学療法士、デビッド・マックヘンリー氏が陸上コーチ向けに公開している資料として「補強運動」の必要性を力説するくだりがありますので、併せて記載します。

出典元:http://4.bp.blogspot.com/-VkznmW9MRCY/UmcU_wkhujI/AAAAAAAAEFs/fW_bcvHr1Sc/s1600/oregon.png

補強運動メニューは、Hot SalsaRunner PullsSide Plank Knee to ChestThe Reverse Clam ShellThe ClamshellMountain ClimbersRunner TouchThe Jane Fondaなどです。所属選手はこれら補強を週34回やっているそうです。なぜこんなに筋トレをやるかというと、走力アップが第一目的じゃなく、一言で言えば「怪我防止のため」だそうです。

なお2019年初頭の時点における、オレゴンプロジェクトの主な所属選手を以下に記載します。

出典元:https://cyclestyle.net/imgs/p/LFv1aLgZUSc-BBdrtL1e-eEpniUkJyYhICMi/90466.jpg

「モハメド・ファラー」テグ世界陸上選手権10000m2位、5000m優勝。ロンドンオリンピック5000m10000m優勝。モスクワ世界陸上選手権5000m10000m優勝。北京世界陸上選手権5000m10000m優勝。

出典元:https://cyclestyle.net/imgs/p/LFv1aLgZUSc-BBdrtL1e-eEpniUkJyYhICMi/90457.jpg

「ゲーレン・ラップ」ロンドンオリンピック10000m2 リオオリンピックマラソン3位。

出典元:https://cyclestyle.net/imgs/p/LFv1aLgZUSc-BBdrtL1e-eEpniUkJyYhICMi/90464.jpg

「マシュー・セントロウィッツ・JRモスクワ世界陸上選手権1500m2位、ロンドンオリンピック1500m4位。テグ世界陸上選手権1500m3位。リオオリンピック1500m優勝

出典元:https://cyclestyle.net/imgs/p/LFv1aLgZUSc-BBdrtL1e-eEpniUkJyYhICMi/90471.jpg

「大迫傑」アジア人初の所属選手、3000m5000mマラソン(’18 シカゴ2時間550秒)の日本記録保持者

 

 

出典元:https://contents.newspicks.com/news/2953349/images/644031

2-2 プロジェクトのスキャンダル:以下参照

2019101日、AFP通信社から世界中にあるニュースが発信され大変な騒動になりました。数多くの五輪メダリストを輩出するオレゴンプロジェクトの指導者「アルベルト・サラザール(Alberto Salazar氏が、ドーピングへの関与が認められたことで4年間の資格停止処分を科された、というものです。米国反ドーピング機関(USADA)は、4年にわたる調査と長年続けてきた水面下での調査の末、サラザール氏への処分を決定したのです。また同氏の教え子を治療したテキサス州の内分泌学者ジェフリー・ブラウン(Jeffrey Brown)博士に対しても、4年間の資格停止処分を科しました。キューバ出身のサラザール氏は、禁止されているテストステロン(testosterone)の売買もしくはこの薬物の取引を画策し、アスリートに許容値を超える量の薬を与えたり、オレゴンプロジェクトにおいてドーピング・コントロール・プロセスに手を加えたりしていたことが発覚したと発表しました。しかし、当事者のサラザール氏は一連の疑惑について、一貫して否定しています。そもそも、ここまでオレゴン・プロジェクトは成果を出しすぎているという理由で、米国反ドーピング機関(USADA)にマークされていました。2013年上半期で最もドラッグテストを受けさせられた米国人選手のうち1位がラップ選手の19回、リッツ選手も13回調べられています。現在、世界の長距離ランナーNo.1ファラー選手も他のいろいろな優れたアスリート同様、ゴシップレベルですが、ドーピングの疑惑がかけられ、メディア攻撃に晒されてきました。今後サラザール氏の反論も含め、真実が明らかになると思われますが、後追いで流れたニュースで驚かされたのは、運営会社たるナイキが「オレゴンプロジェクトを閉鎖する」とコメントしたことでした。

 

出典元:https://media.alpen-group.jp/cms/magazine/assets/img/uploads/2018/running/190829_OP_apal_07.jpg

2-3 大迫傑の今後の立ち位置:以下参照

このニュースでは、ナイキは今後も所属選手の支援を続けるとコメントし、大迫も自身のツイッターで「僕を強くしてくれた大切なチームが無くなるのは悲しい。ナイキは今後も今までと変わらないサポートを約束してくださり、活動には全く支障ありません」と記しました。しかし、大迫の現在の立ち位置には難しものがあります。オレゴンプロジェクト閉鎖のニュースリリース前の2019915日、開催された東京2020オリンピック日本代表選考競技会と第103回日本陸上競技選手権大会を兼ねた「 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC」レースで3位に終わったことです。

出典元:https://www.asahicom.jp/and_M/wp-content/uploads/2019/09/20190915TPHO0078AGOC.jpeg

優勝の中村と2位の服部が東京五輪代表に内定。大迫は今後MGCファイナルチャレンジの指定3大会で、自らの持つ日本記録2時間550秒を更新する選手がいなければ代表権を得ることができます。大迫が3枚目の切符に最も近いことは間違いありませんが、ファイナルチャレンジ出場について「非常に難しい半年になる。待つか、自分も記録に挑戦するか、まだコーチと話してないが、福岡、東京、びわ湖で走る可能性も」と話しました。「東京マラソンは記録がでる。設楽選手、井上選手がタイムを出す可能性はある。どこかソワソワしちゃうところはある」と揺れる思いを言葉にしましたオリンピックまでの残りの時間、陸上アスリートファンは「色々なドラマが展開しそうなこの一年間が楽しみ」と囃し立てますが、多分、当事者の胸の内は想像に難くないものがあると思います。そんな、身の回りがあわただしい大迫傑ですが、それでもなお「凛々しい佇まい」を見せ、独特のオーラを感じさせます。そのバックグランドには大迫傑的な「SOMETHIG」があるようです。


3「イノベターとしての様々な顔」

出典元:https://bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/-/img_662b4d71f9dd1e10e3c40f8d2de91f28733636.jpg

3-1 大迫傑的な目標論:以下参照

「どんな大人になりたいのか?」。ボーッと生きてる人間にとって、この質問への答えは結構、難しいものです。しかし、ランナーとしての究極の生き方を模索していた大迫傑にとって答えはシンプルです。彼は自身の著書で「大人の役割」という表現をしていますが、「子供の目標を熟知し」そのゴールに向かう努力を「セーブ、コントロールして」最後は「目標を達成することに近づけていく」。そのような「ナヴィゲーションする力」を持っていることが大人の義務と考えてきた節があります。その意味で大迫はコーチという存在に、とても重きを置いていたランナーです。また大迫傑は、最終的には「トップマラソンランナー」になろうと相当早くから心に強く決めていたと思います。だからこそ、早稲田大学に在籍していた時から、エースでありながら「僕にとっては駅伝は必要ない」と公言していたのだと思いますまた実業団・日清食品に所属したにも関わらず、時間を置かず所属を解消したのも、「駅伝で摩耗することを避けたかった」のだと感じます。一見、わがままに映る彼の一連の言動や行動は結局、メディアによる「大迫傑」というアスリートの人間性批判に及ぶこともありましたが、これは日本のスポーツ界にはびこる「・・・道」といったアスリート精神論の悪しき風習に他ならないと思います。

出典元:https://sports.nissin.com/rikujo/weblog/1%2020150101hpDSC_0453.jpg

古式豊かな「マラソン道」といったものがあるとしたら、マラソン選手たるものは学生生活で基礎を築き、実業団の駅伝で長距離の実力、レースの駆け引きを身に着け、計画立ててマラソンの世界に入っていく、と言うのが王道と言われてきました。果たして、そうでなのでしょうか。世の中には様々な「才能」「方法」「思考法」が存在します。陸上競技といった世界だけでなく、社会全般において、そうです。そんな中に突出した才能が出現すると、周囲は「異端児」呼ばわりし、袋叩きにする癖があります。大迫傑のような思考や目標を有する人間にとって、日本の陸上アスリート界はとても息苦しい環境であったと思います。そう考えるとナイキのオレゴンプロジェクトは彼にとってリスクなど感じない、理想の場所に映ったに違いなかったと思います。大迫にとって、世界の才能が集結するランナ―の聖地に行けることが至上の喜びであったのではないでしょうか。

出典元:https://img.amuse.co.jp/artistfile/000804/profile/photo_01.jpg

3-2 大迫傑的な意思:以下参照

長距離アスリートはとかくに「ランナーズホリック」とも言われる、「走らなきゃ居られない不安症候群」に襲われる傾向があります。この病に陥った有能なランナーは枚挙に暇がありませんが、それを防ぐ最良の方法は、健全で安心な練習メソッドを強い意志とともに持ちうるか否かに掛かっています。前言しましたが、大迫は孤独であるかのように見えますが、実は自分の設計したプログラムを着々と更新していける類まれな意志力の持ち主ではないかと思います。象徴的なこととして挙げられるのがオレゴンプロジェクトへの参加です。当時「なぜ今?」「リスキー!」と言った多くの評価が交錯しました。その中に大迫傑の核心的なアンサーとして注目した言葉があります。プロジェクト参加直後のNHKの番組の中で、「なぜ走るのか?」という取材質問に対して「BE PRESENT」、「今を生きる」と答えた大迫傑の姿勢と言葉は、申し訳ありませんが、ひ弱な日本人実業団ランナー達とDNAレベルで異質だと感じました。(*実はこのスピリチュアルな言葉がこの記事を作成した一つの理由です)。しかし、そんな強い意志力こそが、残念ですが彼の孤独感・孤高ぶりに拍車をかけている気がしてなりません。


4「201910月のメッセージ」

出典元:https://imgc.eximg.jp/cv/resize?i=https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FOceans%2FOceans_269951_1ab9_2.jpg&t=jpeg&q=70

4-1 大迫傑的な宣言メッセージ:以下参照

男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)は1019日、自身のツイッターを更新し、213月をめどにマラソン大会を創設する意向を示しました。9月に行われた東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)が注目を集めながら、選手に賞金を出さなかったことに疑問を感じたのが発端と言います候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。でも、意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて」と投稿しています自分で大会を運営することで「日本人選手の価値を高め、陸上選手がかっこよく見え、稼げる仕事にしたい」とも綴っていますそしてこの投稿に間髪を入れづ、二人が賛同と支援の声を上げました。ライバル設楽悠太と原晋青山学院監督の二人です。さらに神野大地も。

出典元:https://imgc.eximg.jp/cv/resize?i=https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FOceans%2FOceans_269951_3330_1.jpg&t=jpeg&q=70

大迫の投稿の生々しいコメントは以下のようなものです。

『札幌開催の件がメディアで取り上げられてますが、良い意味で僕個人はどっちでもよくて(選ばれたら何処だとしてもベストを尽くすだけだと思ってます)、それ以上に気になって、メディアに発言したのに今回メディアに全く取り上げられなかったことがあります。それは今回のMGCで選手に賞金がなかったこと。日本ほどの注目度がないアメリカのマラソンの選考会は出ると聞きます。あれだけ注目された大会、お金は沢山動いている筈なのになぜ僕らの手に渡らなかったのでしょうか。もしも交通整備や人件費で一杯一杯というのなら運営が問題があるのではないのかと選手は名誉の為だけに走っているのではないのです。僕らは走ることでご飯を食べ、家族を養っているのです。この疑問から、そして自分や他の選手、今後のアスリートのために、純粋に二時間を非公式で切った世界との差を縮めたい。そして日本人選手の価値を高め、陸上選手がかっこよく見え、稼げる仕事にしたい。そのためにはまず僕が速さを求める大会を作ること、そして運営のお金の流れを知ることが必要ですツイートの順序が逆になっている箇所がありますが、意味は伝わるのであえて消しません、よって再来年20213月辺りを目処に日本で世界との差を縮めるための大会を作ります。候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。でも、意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて。としめくくっています

 

出典元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/img/201910190000210-w1300_0.jpg

4-2 その波紋と新たな風の予感:以下参照

上記のツイッター投稿以前にも大迫はメディアに対して以下のような思いを語っています。

駅伝が魅力的なコンテンツというのは分かりますし、駅伝をやりたい子たちにとっては箱根駅伝は目標になるでしょう。だけど僕は世界と戦いたいとずっと思っていて、そうなると駅伝の先の展開が見えないわけです。けれども大学や指導者は駅伝に力を入れますよね。800m1500mを走りたいと考えている子たちにとっては、駅伝チームに入ってしまうと、トラックシーズンである48月にピーキングを持っていきづらい。本来そこは歩み寄れない部分であるはずなのですが、学生や実業団だとチームの意向に歩み寄らざるを得ないですよね。そうやって結局、選手が潰れてしまうというのはもったいないと思うんです。 駅伝も甲子園もそうなんですけど、自分たちがいくら頑張っても輝きをもってフォーカスされるのは、コンテンツを盛り上げるために作り上げられた友情や困難、根性、学校の仲間というドラマであって、選手はただの使い捨てにすぎない感じがします。実力がなくても輝かされているみたいなところもあって、僕は大学時代はメディアに出ることも好きじゃなかった。駅伝で注目をされたところで、世界と戦う実力にはなりませんから20194月、大迫は日本選手権の選考基準が曖昧なことについて、ツイッターで苦言を呈しました。『疑問に思ったきっかけは出場の申請が通らなかったことでしたが、ツイートする前には自分の内面を深く掘り下げて考えました。果たしてこれは僕だけのことなのだろうか。よくわからない基準で落とされた選手はどれぐらいの割合でいるのか。これを言うことは次の世代にとって良いことなのだろうかと。そこまで考えてああいうツイートをして、想像以上に広がってしまったけれど、今でも言ってよかったと思っています』。

事ここに及んで、大迫傑は陸連を敵にしてしまった感があります。しかし「変えていく」「変革していく」ということはこういうことなんです、いつの時代も。もう、地面を駆けるだけでなく日本陸上界の新しい歴史を塗り替えるために、ポリティカルなステージも駆けなければならなくなったようですが、それもまた、面白いものですよ、大迫傑君。多くの人が期待を持ってあなたのことを応援すると確信しています。自信をもって「今を生きて」ください。BE PRESENTSUGURU OSAKO

 

参考サイト一覧―

参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%BF%AB%E5%82%91

参考サイト:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201910190000210.html

参考サイト:https://marasontanosimu.net/2017/03/13/%E5%A4%A7%E8%BF%AB%E5%82%91%E3%81%AE%E7%88%B6%E8%A6%AA%E3%83%BB%E6%AF%8D%E8%A6%AA%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%81%9D%E3%82%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E4%B8%80%E5%AE%B6/

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参考サイト:https://media.alpen-group.jp/media/detail/running_190829_02.html

参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8F%E3%83%A1%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%83%BC

参考サイト: https://www.amazon.co.jp/Harding-Industries-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%9724-x-36%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BCRare-rwf773260/dp/B015ID3974

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参考サイト:https://www.excite.co.jp/news/article/Oceans_269951/