ユネスコ無形文化遺産の和紙巡り/2018年8月更新

Pocket

ユネスコ無形文化遺産の和紙巡り

「本美濃紙」「石州半紙」「細川紙」と言った日本を代表する和紙がユネスコ無形文化遺産に指定されています。そこで、その価値や内容をご案内します。「ユネスコ無形文化遺産の和紙巡り」情報です。

≪インデックス≫

1「ユネスコ無形文化遺産とは」

≪本美濃紙≫

2「その歴史」

3「製法」

4「有名職人」

①澤村正

②家田美奈子

5「購入情報」

①廻木商店

②カミノシゴト

≪石州半紙≫

6「その歴史」

7「製法」

8「有名職人」

①久保田顕

②川平正男

9「購入情報」

①かわひら

②浜田市観光協会webstore

≪細川紙≫

10「その歴史」

11「製法」

12「有名職人」

①谷野裕子

②鷹野貞三・田村智美(紙工房たかの)

13「購入情報」

①門倉和紙店


1「ユネスコ無形文化遺産とは」

文化庁公式サイト:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/mukei_bunka_isan/

参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%BD%A2%E6%96%87%E5%8C%96%E9%81%BA%E7%94%A3

出典元:https://i2.wp.com/yukadiary.com/wp-content/uploads/2014/11/washi.jpg?w=1920

インフォメーション:以下参照

ユネスコの代表的な事業には「世界遺産」「無形文化遺産」「世界記憶遺産」があり「世界遺産」は更に「自然遺産」「文化遺産」「複合遺産」3つに分類されます「自然遺産」屋久島白神山地などの生物の多様性や景観が素晴らしいものです。「文化遺産」法隆寺原爆ドームなど人工的な建物です。「複合遺産」は自然遺産と文化遺産、両方の属性を持つもので「和食」や「和紙」が登録されているのは「無形文化遺産」です。伝統芸能や文化的習慣など、簡単にいえば技術が対象で「歌舞伎」「能楽」など、無形文化遺産に登録されています。今回登録された「和紙」の技術は石州半紙(島根県浜田市)」「本美濃紙(岐阜県美濃市)(ともに国の重要無形文化財)、「細川紙(埼玉県小川町・東秩父村)3種類です。和紙自体は日本中で作られていますが、無形文化遺産に値する価値を持った伝統技術だと認められたのは、この3つだけです。原料の栽培から刈取り、蒸し、剥ぎ、水洗い、煮熟、叩解(繊維をほぐす作業)、抄造(水と繊維を混ぜる作業)などなどがありますが、その技術も流派によって様々です。さらにこの後、漉き、圧搾、乾燥とまだまだ続きます。この技術が独特で卓越したものでありその点が認められたと思われます


≪本美濃紙≫

2「その歴史」

参考サイト:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/about/index.html

出典元:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/product/img/pic_product04.png

インフォメーション:正倉院に保管されている日本最古の紙は、大宝2年(702年)の大宝律令の際、美濃国(岐阜県南部)、筑前国(福岡県西北部)、豊前国(福岡県東半部と大分県北部)で漉かれた戸籍用紙です。1,300年も昔でありながら、美濃の紙は繊維がむらなく絡み合い、現代のものと同じように柔らかみのある独特の肌ざわりを持っています。中世になると、文献に美濃の紙名が頻繁に登場するようになります。地域によって、多くの紙が生産され、技術も発展していきました。江戸時代には、高級障子紙として最上の評価をされ、「美濃判」として障子の規格となりました。幕府御用の紙としても知られています。 白く美しい、柔らかく強い。求められる要素を極めた紙、それが本美濃紙です。陽に透かすと、繊維が整然と美しく絡み合っているのがよく分かります。本美濃紙は指定された要件を満たしたもので、美濃和紙全製品のうちの1割ほど。長良川の支流・板取川を流れる質の良い豊かな水、最高級の茨城県産那須楮、道具は木曽ヒノキと硬い真鍮の漉き桁、竹のひごをそぎつけした漉き簀などを使います。漉き方は縦揺りに横揺りを加えた複雑な方法で繊維を整然と絡み合わせています。書院紙と呼ばれる本美濃紙は、昔から美濃市牧谷地区で漉かれてきました。 本美濃紙保存会の職人が漉いた紙は、繊維組成・外観・品位を検査され、「本美濃紙」と認められます。日本の代表的な伝統技術として20054月には、本美濃紙の紙漉き職人・澤村正氏(美濃市蕨生)が漉いた本美濃紙5,000枚が、京都迎賓館の回廊、藤の間などの障子や照明器具として使われました。明治から大正にかけて、製造戸数が4,700戸ほどになった時もありました。しかし、高度成長とともに伝統的な和紙を生産する家は減少。危惧した地元の有志が、本美濃紙の伝統技術を絶やさず、継承していくために、昭和35年、本美濃紙在来書院保存会を結成。昭和44年に、現在の本美濃紙保存会と改名しました。重要無形文化財の技術を保持し、本美濃紙を漉くことができるのは会員のみです。


3「製法」

参考サイト:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/process/index.html

インフォメーション:以下参照

①「川晒し」~「水晒し」

出典元:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/process/img/pic_process01.jpg

本美濃紙に使われるのは、茨城県で栽培される最高級の那須楮(なすこうぞ)。落葉後に収穫し、黒皮を取り除き、美しい白皮だけを残したものです。この白皮1束(15kg)のうち、紙の原料として使えるのは44%(6.6kg)。楮は光沢があり、さらに雁皮(がんぴ)や三椏(みつまた)に比べると繊維が長いため、美しい和紙が漉けるのです。製品となった和紙の重さは約20g6.6kgの原料から330枚の和紙ができます。晒しの作業は那須楮の白皮を清流に数日間浸し、自然漂白させるとともに不純物を取り除きます。

②「煮熟」~「塵取り」~「叩解」

出典元:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/process/img/pic_process05.jpg

楮の白皮は水に浸けて柔らかくし、繊維をほぐすために大きな鉄釜に入れて煮、灰汁を抜きます。燃料は薪。火加減を調節しながら「煮熟」します。煮熟してしんなりした楮は、流水の中できれいに洗われ、人の手で丁寧にゴミを取り除きます。きれいになった楮を石盤の上に乗せ、繊維を離解するために木槌で叩きます。本美濃紙の場合は、叩く面が菊模様になっており短く離解することができます。

③「紙漉」~「乾燥」

出典元:http://www.city.mino.gifu.jp/honminoshi/process/img/pic_process06.jpg

叩解した楮を漉き舟に入れ、水そして繊維同士を強く繋げるために濾したとろろあおいの粘液と混ぜ合わせます。しっかり撹拌し、やっと紙を漉く作業に入ります。桁に竹簀をはめ込みます。竹簀はつなぎ目を斜めに切って合わせた「そぎつけ」。これが本美濃紙の特長である繊細な漉き跡になるのです。職人の腕が縦、縦、横、横と、竹簀を動かします。通常の和紙は縦揺りのみで漉かれますが、本美濃紙では横揺りを加えます。これにより、繊維が整然と絡み合った美しい和紙が漉けるのです。漉いた和紙は1晩置いて自然に水を流しさり、その後、圧搾して余分な水分を抜いてから天日で乾燥します。最後に裁断し、選別をしてから出荷します。紙漉き職人はこれだけの工程をほとんど1人でこなします。本美濃紙11枚は、職人11人が技の全てを惜しみなく注ぎ込んだ情熱の結晶です。


4「有名職人」

4-①澤村正

参考サイト:http://www.ogaki-city.ed.jp/open/kdata/dentou/sawamura/sawamura.html
参考サイト:http://www.furusato-web.jp/iju/gifu-mino

出典元:http://www.ogaki-city.ed.jp/open/kdata/dentou/sawamura/image1.jpg

出典元:http://www.furusato-web.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/IMG_8346.jpg

インフォメーション:美濃市蕨生(わらび)に生まれ育ちます。生家は紙漉きの家に15歳から紙漉きの仕事を始めます。紙漉き歴60伝統工芸士であり製作品は国の重要無形文化財にも認定されています。澤村の漉く和紙は、美濃和紙の中でも最高級の「本美濃紙」と呼ばれていて、通商産業賞、文化庁長官賞など受賞も多数です。京都迎賓館の障子紙は、全て澤村がが漉いた本美濃紙です。澤村氏は2018年現在、御年87歳です。

関連住所:「澤村正工房」5013788岐阜県美濃市蕨生7523

問合せ:0575340146


4-②家田美奈子

参考サイト:http://www.kaminoshigoto.com/

出典元:http://www.kaminoshigoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/artisan-youtube-ieda.jpg

インフォメーション:以下参照

<家田 美奈子 Profile

昭和51年生まれ
岐阜県羽島郡笠松町出身
岐阜県立加納高等学校 美術科卒業
東北芸術工科大学 美術科卒業

学生時代に日本画を学ぶ中で素材である和紙に魅了され、平成13年美濃手漉き和紙の伝統工芸士である澤村正氏に弟子入りして本美濃和紙の製法を学びます。平成17年に独立。美濃の伝統工芸士でもある澤村正に弟子入りした家田の漉く和紙は、伝統工芸技術に添った、本来の美濃和紙そのもので。そのプレーンな和紙に、彼女は学生時代に習った日本画の技術を応用し、独特の表情を持たせます。和紙をキラ染めして静かな光沢を与えたり、藍を使い筆でさり気ない線を入れたり。プレーンな和紙だからこそ、さり気なさが際立って、手作りならではの温かさや、控えめながらも主体を支えるアート表現が立ち上がっていきます。そんな彼女の和紙は、表装や額などのマットに利用しても、その持ち味が発揮されます

関連住所:5013734岐阜県美濃市千畝町271023

問合せ:0575352715


5「購入情報」

5-①廻木商店

公式サイト:https://www.meguriki.com/

出典元:https://www.meguriki.com/upload/save_image/09191539_541bcfa1af061.jpg

創業300余年の和紙専門店廻木商店はおしゃれなデザイン和紙など質の良いものを多数取り揃えております。家庭用・業務用障子紙や、書道用紙写経用紙などもご用意しております。破れにくい障子紙やプラカフィルム障子は人気の商品です。表具用紙裏打紙なども取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。特にこだわりの和室を演出する和紙を通販でお探しなら、廻木商店をぜひご利用くださいませ。 障子紙など和紙についてご不明点等ございましたらお気軽にお問合せください。

お薦めアイテム:「手漉き障子紙本美濃紙五匁生成り二尺×三尺判」

インフォメーション:伝統の技術に裏打された手漉き障子紙を各地から集めました。強靭なこうぞの繊維で漉き上げた手漉き障子紙は、その美しさにおいても、強さにおいても、機械漉き障子紙の追随を許さない魅力があります。最高級那須楮100%、煮熟はソーダ灰、乾燥は天日干し、伝統工芸技術に沿った本来の美濃和紙そのもので、丁寧に仕事をしているので光に透かした時とてもきれいです。65cm×98cm(耳付)

参考価格:税込3672

店舗所在地:409-3601 山梨県西八代郡市川三郷町市川大門1009

問合せ:0552720112

営業時間:9001900

オンラインショッピング:https://www.meguriki.com/products/detail.php?product_id=46


5-②カミノシゴト

公式サイト:http://kaminoshigoto.net/?mode=grp&gid=1142610

出典元:http://img06.shop-pro.jp/PA01137/510/product/32396011.png?cmsp_timestamp=20150601183209

お薦めアイテム:「水うちわ/ひめこうぼね」

インフォメーション:以下参照

岐阜の豊かな川文化から生まれた独特の透明感を持つうちわです。鵜飼舟の上から長良川の水につけて扇ぎ、涼しさを楽しんだという言われもあります。薄くて強い手漉きの雁皮紙(がんぴし)の制作をはじめうちわ貼り・絵付け・天然ニス塗りまですべて日本の職人の技によるもので、11本が手作りです。
サイズ/縦345mm 174mm
使用している和紙/雁皮紙( 雁皮100%
その他の原材料/竹、天然ニス ※2
デザイン/家田紙工(株)
漉き元/Corsoyard
販売元/家田紙工(株)

参考価格:税込7560

店舗所在地:5013723岐阜県美濃市相生町2249

問合せ:0575330621

営業時間:10001700

オンラインショッピング:http://kaminoshigoto.net/?pid=32396011

≪次ページパート2≫もご覧ください

ads by google

あなたへおすすめの記事
⇒ 東京六本木の洋菓子店【LOUANGE TOKYO】 ⇒ 山梨紀行・お洒落なホテル&旅館
⇒ 軽井沢リゾートの極致
⇒  野菜を楽しむ健康サイト6選
⇒ Yahoo!ショッピングランキング常連【LOUANGE TOKYO】
ads by google


スポンサードリンク

ads by A8